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Elasticserch(エラスティックサーチ)とは、
Javaで作られている、マルチテナント対応しているOSSの検索エンジン。
KibanaはElasticsearchと併用されることが多いデータ可視化ダッシュボード。
両方ともをあわせてログ分析/解析で使っている企業が多いのではないでしょうか。

もともとはApache2.0(Alv2)ライセンスでしたがServer Side Public License(SSPL)に変更するとのこと。



OSSなのでどうやって収益化するかというと提供先の『協業』、
つまりは何かしらの利益が提供先からなければならないんですね。

簡単に書けば、
勝手にコピーしてパッケージ作ってまるで自分のところが作ったかのように使わせてるんじゃないよ!とElasticがAWSに怒って、これからは別ライセンスで提供するよという話。

これをうけて、

AWSの公式対応方針


今後のライセンス取り扱い方針についてAWS公式案内
 

今後AWS上でAlv2版も提供されなくなるわけではないですし、
(AWSはAlv2とSSPL版の選択ができるようにするとのこと)

Elasticもユーザに怒っているわけではなく
今すぐ慌ててなにかしなければならない、ということではありません。


ただ、このニュースを受けて、
いろんなOSSの経営陣同士がOSSの概念と運営についてバチバチ言い合っているようです。
しばらくはそれを様子見する、というところでしょうか。

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